2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴァン・ダイン「僧正殺人事件」

アクロイドを酷評したというヴァンダインなので、セットで買ってよんでみた。 どっちもどっちじゃないかと思う。あんまりすっきりしない。おまけに最後の最後に、それやっちゃっていいのかってのが。 ただ、クリスティの訳モノに比べると、大変読みやすくて…

アガサ・クリスティー「アクロイド殺害事件」

賛否両論あることだけは知ってたので読んでみた。 途中でそんなことだろうと思ったのもあったし、アンフェアだとは感じられなかった。だからと言っておもしろいかと言われるとなんとも言えないところ。 やっぱり海外物は合わないのかなぁ?

竹本健治「匣のなかの失楽」

これもまた長かった。 結局、作中作の主従がまったく把握できないままに終わったし。曳間編でナイルズが書いた作中作が真沼編で、その中で書いたのが曳間編で? 序章の最初の段落と、終章の最後の段落が同一だったのにはなにか意味があったのかも理解できな…